はじめに
いつごろ作ったのか
- 今回作成したのは,大学のキャンパスペイ便利システムです.このシステムは,大学2年時の「応用プログラミングC」の授業で作成したものになります.
目的
- 目的としては,静岡大学の生協で使用することができる決済カードである「キャンパスペイ」の残高確認や履歴確認を行うためのシステムを作ることです.
- このシステムを作った当時は,キャンパスペイの残高確認や履歴確認を行うための公式アプリが存在しなかったため,自分で作成することにしました.
- (なお,現在は便利なアプリが公式から公開されました..)
技術スタック
- Python
- JavaScript
- IoT(NFC)
アイデア
- このシステムのポイントは,キャンパスペイをキーとしてどれだけ楽に残高確認や履歴確認を行えるかということです.
- 元々,生協サイトにログインすれば,残高を確認することはできましたが,ログインするのが面倒だったり,そもそもそのサイトを知らない学生も多いという状況でした.
- そこで,キャンパスペイをかざすだけで残高確認や履歴確認ができるシステムの構築を行うことにしました.
システムの概要
- システムの利用イメージは以下の通りです.
- カードリーダーにキャンパスペイをかざし,ログイン情報を保存しておくことで,以降はキャンパスペイをかざすだけで残高確認や履歴確認ができます.
利用イメージ
カードの読み取り
- カードをかざすだけで,カードの情報を読み取ります.
- 新規登録の場合は,カード情報とログイン情報を紐づけて保存します.
- 既存のユーザーの場合は,カード情報からログイン情報を取得して,残高や利用履歴を表示します.
利用履歴の確認
動画
読み取り画面
- 読み込みボタンを押すことで,pythonのfelicaカード読み取りプログラムが呼び出され,読み取りが行われます.
新規登録画面
- データベースに登録されていないユーザがカードを読み込んだ場合に,新規登録画面に遷移し,idm(カード識別番号)に対応したユーザIDとパスワードを入力します.
モード選択画面
- 残高表示とランキング表示の2つの機能の選択を行います.
残高確認画面
購入品ランキング画面
- 1年間の購入品の中で,購入回数が多い上位3品を表示します.